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その③

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このころ繊維産業はすでに斜陽といわれ先進国では淘汰の運命とされるが合繊織物では日本は他国の追随を許さぬ
トップランナーで、下請けではなく自立してみずから生産販売して海外へも販売できる織物業者を支援しようと経産省も
かなり頑張っていろいろ事業を展開したものです。 全国の織物産地がお台場ビック゛サイトで合同展示会ジヤパン
クリエーションや 設備資金を超低金利で貸し出す従来の手法は止めて設備に金は出さぬ、アイデアビジネスモデルに
融資ではなく返済無用の助成金を しかも公募で判定は繊維課長がやる 結果発表まで代議士の干渉は許さないと
きたものだ政治力をさんざ利用してきた産地業界ボスに付け入るスキを与えなかったのは見事でした。ここで頭角を
あらわした全国の織物業者たちがそろっって、世界中の業者が集まる上海国際展に出品する流れになりました。
ポリエステルオーガンジーの先駆者として目新しい生地を次々に作って自社のサンプル棚に下げておくだけで
東京、大阪、京都から商社問屋が来てくれた時代が少し続いたので新しい物さえ発表していればお客が選んでくれる
と思っているうちに時代が変わっていきました。生地の世界と製品の世界(アパレル) をつなぐ流通業者激減で生地の
目利ができる人がいなくなった 展示会を期にして新しくビジネスが生まれることがほんとに少なくなり10年もたたずに
展示会もすたれてしまった
 

2021-06-13 21:25:00

ある糸の物語   |  コメント(0)

 

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