続きです
またまた受賞 作品名 「スターダスト」

数年後またコンテストの時期到来したときに アイデアが沸いた 二重織で四角で閉じた袋の中にガラスビーズを
閉じ込めてみた。生地を透かして光っって見え音まででたら面白かろうと、社内で今年は取るぞ取るぞとさんざ騒いで
この年グランプリは賞金100万円に倍増 準グラ廃止でファブリック賞を受賞 確か賞金25万円だったような
愛知県尾州山地はウールの日本一の産地 テキスタイルデザイナーが職業として成り立つ唯一の産地 蒼々たる
キャリアのデザイナーたちが毎年グランプリを取り合ってるなかで北陸みたいな他産地からの応募はオーソドックスな
もので勝ち目はなくあっと驚くキワモノで勝負 最初から2等賞狙いが的中しました。 この時も温泉で大宴会
全国的なコンテスト受賞や毎年末のビッグサイトの全国展示会出品重ねているうちに桐生、新潟、大阪、和歌山
尾州、浜 などなど 同業者の友人が全国的に出来ました メジャーなところではシヤネル本店のキムさん
ラガーフェルドのアシスタント付き1回ラガーフェルドが出社してコレクション用の生地を選定する為の生地材料を
世界中から集めるのが彼女のお仕事 これいいね!とピックアップあれば2メートル無償提供、パリ本社でラガーフェルド
が採用となって25メートルの正式オーダーとなり以後はコレクション終了後販売着すうにより何十、なん百メートルの
オーダーが入るという仕組み この時期商品開発費 材料費 出展 出張費がかさみ 売上があっても稼ぎに追いつく
貧乏無し まあ社長となってから一度も楽になったためしはなかったけど 仕事は面白く楽しかった 経営者として
失格ですが
2021-06-28 22:04:41
ある糸の物語
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